ツールバーから文字ツールを選択し、アートボード上の任意の場所をクリックします。プロパティパネルの「文字」セクションで、大きなフォントサイズを指定して、テキストを見やすくします。

サンプルテキストがポイント文字として表示されます。これは見出しを作成する際に便利です。ポイント文字は横組みまたは縦組みの文字列です。クリックした位置からスタートし、文字を入力した分だけ文字列が伸長します。

テキストを入力し、Escキーを押して文字ツールを終了します。入力したテキストオブジェクトが自動的に選択されます。

テキストのサイズを大きくするには、Shiftキーを押しながらテキストオブジェクトのコーナーハンドルをドラッグします。

テキストを横方向に伸長させず、行を折り返したい場合には、テキストボックス右側に表示されるウィジェットをダブルクリックします。これにより、テキストがポイント文字からエリア内文字に変換されます。

この状態からテキストオブジェクトのコーナーハンドルをドラッグしてバウンディングボックスのサイズを変更すると、テキストは自動的に折り返されてその中に収まります。テキストオブジェクトを選択したままにしておきます。

好みに応じてフォントサイズを調整し、行送りの値を変えて、行と行の間隔を調整してみましょう。

「トラッキング」（字送り）を調整して、文字間隔を変更することもできます。ここでは見出しの文字間隔を詰めるため、トラッキングの値を「-10」にします。

テキストの整列オプションを試してみましょう。例えば、すべての行を中央揃えにするには、プロパティパネルの「段落」セクションで、「中央揃え」アイコンをクリックします。

書式の調整が完了したら、テキストオブジェクトを所定の位置までドラッグして配置します。

文字単位で書式を設定し、テキストオブジェクト内で位置を変更することもできます。

基本ツールバーに文字タッチツールを追加する必要があります。基本ツールバーにある「ツールバーを編集」ボタン（...）をクリックして、詳細ツールバーに「すべてのツール」を表示させます。文字タッチツールを選択し、ツールバーの文字ツールグループにドラッグします。アートボードの任意の場所をクリックして、詳細ツールバーを閉じます。

文字ツールでポイント文字を入力し、文字修飾を練習してみましょう。フォントとフォントサイズを変更し、必要に応じて行送りやトラッキングを調整します。プロパティパネルの「文字」セクションで「詳細オプション」をクリックして、その他の書式設定オプションを表示します。次に、「オールキャップス」ボタンをクリックします。

プロパティパネルの「アピアランス」セクションで「塗り」のカラーボックスをクリックし、テキスト用に別のカラーを選択します。

ポインターをテキストオブジェクトから少し外側に離すと、曲線の矢印アイコンが表示されます。Shiftキーを押しながらドラッグして、テキストを90°回転します。それをドラッグして、見出しの端に移動します。

文字ツールを選択してドラッグし、サンプルテキストが入力されたテキストフレームを作成します。

ドキュメント内の別の場所で使用されている書式設定をコピーすることもできます。スポイトツールを選択して、回転させたテキストをクリックします。フォントスタイル、サイズ、行送り、カラーなどの書式属性を変更して、テキストを入力します。

著作権記号や箇条書きの黒丸といった特殊文字は、簡単にテキストに追加できます。そのためには、字形パネル（書式／字形）またはメニューコマンドを使用します。

文字ツールを選択して、Enダッシュなどの特殊文字を挿入する位置にカーソルを置きます。書式／特殊文字を挿入／ハイフンおよびダッシュ／Enダッシュの順に選択します。