チュートリアル記事

初級

2 分

写真の遠近感の補正

Lightroom ClassicのUprightと変形のコントロールを使用して、写真の水平方向または垂直方向の遠近感やゆがみを補正する方法について説明します。

Adobe Photoshop Lightroomは、従来からの機能と操作性はそのままに、Adobe Photoshop Lightroom Classicという名称に変わりました。オンライン連携可能な最新の写真サービスをお探しなら、 Lightroom もぜひお試しください。

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写真をLightroom Classicに読み込む

Lightroom Classicを開いて遠近感の補正が必要な写真を読み込みます。自分で用意した写真か、このページにあるサンプルファイルを使用できます。読み込む方法について詳しくは、「 写真をLightroom Classicに読み込む 」を参照してください。

ヒント: お手持ちの写真を使用する場合は、水平または垂直の線が多数ある写真でこの機能をお試しください。建物や室内、水平線の画像を使用することをお勧めします。

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現像モジュールで写真を開く

画面上部にある「現像」をクリックします。 サンプルの写真は低いアングルから撮影されており、建物が撮影者と反対側に傾いてゆがんでいるように見えます。この遠近感とゆがみを補正できます。

ヒント: 次の手順で説明するUprightのオプションから最適な結果を得るには、まずレンズ補正パネルを展開して「プロファイル補正を使用」をオンにします。写真がサポート対象のレンズで撮影されていることをLightroomが検出すると、レンズに関連するゆがみが自動的に補正されます。

右のパネルを下にスクロールし、変形パネルのタイトルバーをクリックして展開します。

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Uprightのオプションを適用する

写真の遠近感の補正に使用できるUprightのオプション(変形パネル内)を確認します。

  • 水平方向 」は、水平方向のゆがみを補正します。

  • 垂直方向 」は、垂直方向のゆがみを補正します。

  • 自動 」は、画像全体のバランスを取りながら、できる限り元の画像の状態を保持しつつ、垂直方向と水平方向の両方のゆがみを補正します。

  • フル 」もまた垂直方向と水平方向の両方のゆがみを補正します。「自動」と異なり、「フル」オプションでは最も程度が激しいゆがみが補正されます。その結果、画像の残したい部分まで切り取られる場合があります。

  • ガイド付き 」は、Uprightガイドを指定して遠近感をさらに細かく補正できます。

このサンプル写真では、Uprightの「フル」オプションによって最適な結果が得られます。他のUprightのオプションも試して、お手持ちの写真に最適な補正を見つけてください。「初期化」ボタンをクリックするといつでも元の写真に戻すことができます。

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白い領域を切り抜く

写真の遠近感を補正すると、補正後の画像が元の画像寸法から大幅にずれて、白い領域が発生する場合があります。前の手順でUprightの「フル」オプションを適用した結果、この現象が起きています。

これを修正するには、「切り抜きを制限」オプションを選択して、元の画像の寸法に合わせて自動的に写真が切り抜かれるようにします。

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手動の変形スライダーを使用する

Uprightオプションに加えて、またはUprightオプションを適用する代わりに、変形パネルのスライダーを使用して手動で写真の遠近感を調整することもできます。

サンプル写真では、垂直方向スライダーを少し左にドラッグして、調整された写真の垂直方向のゆがみを微調整しています。

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補正内容を比較

これは、元の写真と遠近感が補正された写真です。

遠近感の補正は、水平または垂直の線が目立った写真で最も威力を発揮します。パノラマや静物などの被写体、極端なアングルで撮影された写真などでUprightコントロールや変形コントロールを使用して遠近感を補正してみてください。


2023年5月24日

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