夜間に撮影した写真で粒状のノイズが生ずる場合は、Adobe Photoshop Lightroom Classicのノイズ軽減とシャープの設定で明瞭な写真にすることができます。
練習用ファイルを使用するか、自分で用意した夜間撮影の写真を使用します。現像モジュールに切り替えて、編集を開始します。画面の左側にある三角形をクリックして、左のパネルを最小化し、編集しやすいようにワークスペースを広げます。「ノイズ軽減」と「シャープ」の設定を使用するため、ディテールパネルを表示します。
キーボードのYキーを押すと、補正前後の比較に表示を切り替えて確認することができます。写真のノイズ補正の結果が最もはっきりあらわれる「輝度」を使用して、その結果を確認します。輝度スライダーを一番左に移動して、画像のノイズの状態を確認します。それからスライダーを右端まで移動し、写真をソフトにします。
目的によりますが、通常は輝度を最大に上げる必要はありません。輝度が高すぎると不自然にソフトになます。ただし、低すぎると粒状のノイズが目立ちます。その中間で最適な設定を見つけてください。「ディテール」と「コントラスト」のスライダーで、輝度による補正をさらに微調整します。ディテールパネルの一番上にあるトグルボタンをクリックすれば、補正のオンとオフを切り替えて表示確認できます。この説明で写真に適用した「ノイズ軽減」の設定は以下のとおりです。
次に、写真を明瞭にする微調整を加えましょう。「シャープ」の各設定を使用すると、ディテールがさらにはっきりします。シャープの効果が適用される場所をわかりやすくするには、Altキー(Windows)またはOptionキー(macOS)を押しながら、スライダーを動かします。
明瞭になった夜間の写真をご覧ください。
ディテールパネルの設定を使用するだけで、夜間に撮影した写真をすばやくクリーンアップできます。
Adobe Stockでは、1億点以上もの質の高いロイヤリティフリーの写真、グラフィック、ビデオ、テンプレートにアクセスでき、クリエイティブプロジェクトをすばやく開始できます。 Adobe Stock の無料体験版では、10点の画像を無料でご利用いただけます。